2026年06月28日
世界99
「奇書」「毒キノコ」
と、作家本人が評しているのが本書。妙に大人びた子供で、相手の心理を読んで、期待に沿った反応をする。相手によって態度も行動も変えるので、何十もの人格があるように見えるが、本人は「楽に器用に」生きたいだけ。
10歳:父「吸収しているんだよ。空子はまだ、まっさらだから」
4歳:私はなんだか、薄気味悪くなった。七夕の短冊の色くらいで、一体なぜみんなで泣いているんだろう。変な儀式の真ん中にいるみたいだった。
11歳:ピョコルンは「ガイコク」の研究所で、パンダとイルカとウサギとアルパカの遺伝子が偶発的に組み合わさって出来上がった生き物
20歳:今まで付き合った20人が20人とも、最終的には全て同じ人格になっていった。

