2026年06月30日
人はなぜ戦うのか?
歴史上あった様々な対立の内、「戦争に至った対立と至らなかった対立では何が違ったのか?」を研究したのが、クリストファー・ブラットマン(動画)。
32:選択バイアスの排除「回避された無数の衝突について本を書く人はほとんどいない」
考えてみたら当然だが、起こったしまった戦争について研究する人は多いが、戦争に至ることなく回避された無数の衝突は研究されることなく放置されてきた。数的には、回避された衝突の方が多いのだ。著者は、対立が戦争へ至る要因論をまとめ、「戦争へ至る過程のモデル」を構築している。
44:対立状態から戦争に至らないために、今我々は、不確実性を抑制し、誤認識を緩和するために、日本が持つ平和への意志と能力を粘り強く発信していくことに加え、抑止力を向上させるという努力を行うことができる。
45:抑止力の向上には、防衛上の抑止と経済安全保障上の抑止の2つの道がある。
技術と安全保障、経済安全保障がどのような関係性にあり、その中で我々は技術をどのように用いればよいのか、科学者、技術者、製造業企業、科学技術に携わる官公庁がどのように振る舞えば、戦争を遠ざけることができるのかを考える必要がある。

