2025年11月08日
地球三周の自転車旅
「環島」(台湾一周)中なので、自転車旅行の話題。石田氏は以前にも紹介したが、地球一周な自転車旅を7年掛けて行ったという、おそらく、日本記録の方。
本書はその世界一周以外にも、日本は勿論、世界一周で寄れなかった台湾などを走りながら食べた食事の話。その距離は、世界3周分にもなるという。
はじめに:喰って喰って喰いまくって地球三周
自転車は運動効率が特別にいいからか、カロリーも異常なほど効率よく消費される感覚があり、体中のエネルギーを根こそぎ持っていかれるように腹が減る。食べ物が目の前に来ると我を忘れ、無我夢中で喰う。食欲と感受性がむきだしになり、味がよければなんだか泣きそうになる。
大陸中央部の乾燥した地域を約8ヶ月旅したあと、カザフスタンから中国に入ったのだ。荒野を走って最初の町に着き、下町風の繁華な通りに入ったときは鳥肌が立った。通りの左右に飲食店がひしめき、白い蒸気や中華鍋を振るカンカンシャーシャーという音、野菜や肉を炒める香り、そんなものたちにワッと囲まれたのだ。
20:まずは水の話
自分の足と目で確かめてみると、地球は乾いた土地だらけだった。世界一周旅行では主に内陸を旅したせいもあるが、体感で7割ぐらいは荒野や砂漠の中を走っていた気がする。当然、水は貴重になる。
36:お次は米の話
米は世界中、どこでも簡単に手に入った。どんな僻地にもあったし、おまけにどこでも500gぐらいから買えたので、米に関してはむしろ海外のほうが旅しやすかったぐらいだった。
