2025年10月27日

投資家ダーウィン



ダーウィンが研究者として成功する素質であった「慎重さ、しぶとさ、几帳面さ」が、投資でも遺憾なく発揮されたというのが面白い。これには普遍性があると思われ、日本でもメーカーの研究所で働いていた研究者が株式投資に目覚め、持ち前の学究的なアプローチで勉強して、実践→反省→修正を繰り返すうちに、大成功してFIREした例を知っている。

むらっけのある相場師が最後まで成功する例は少なく、着実に稼いでいるのは自分で決めたルールを冷静に守れる投資家だ。

28:世界最古の複式簿記の教科書『スムマ』ルカ・パチョーリ「近代会計の父」
1494ヴェネチアで出版。タイトルは『算術、幾何、比および比例全書』(通称「スムマ」)。

35:カトリック教会はアラビアの新しい数字・数学を嫌っていた
イギリスの哲学者ロジャー・ベーコンはインド=アラビア数字をすべての科学の基礎として広めようとして、結果、魔術師として告発されて終身刑に。

42:ダーウィンは投資家という別の顔
1809年に生まれて、イギリスの産業革命とともに生きた人物。母方の祖父はジョサイア・ウェッジウッド(Wedgewood創業者)。父方の祖父エラズマス・ダーウィンは高名な医者であり詩人。抜け目ない投資により、父から受け継いだ財産を大幅に殖やして生涯を終えた。

49:進化論(『種の起原』出版するまでに20年以上)
多数の敗者のうえに少数の成功者が生き残るという殺伐とした自然の姿。
たくさんの証拠をかき集めなければ、危険すぎて発表できなかった。

50:1848父ロバート没
遺産£45K(=11億円)。19世紀半ば£1=24000円
1854Great Northern Railwayに2万ポンド投資
1850年代には年間約5000ポンドの投資収入(1.2億円)。うち約2000ポンドを再投資。
1860年代には年収約6000ポンド(1.4億円)
1870年代には年収約7000ポンド(1.7億円)
1881年 資産£250K(=60億円+)
*本人「びくびくしすぎていると感じ」るほど、慎重に投資先を選定。

53:ダーウィンの卓越した点
慎重さ、しぶとさ、几帳面さ。
8年間もこつこつとフジツボを調べ続け、『種の起原』発表までに20年かけた。
結論を急がず、十分な情報を集め尽くすまで納得しない。
一家の財政状況を把握するために、帳簿も丁寧に付けていた。




shikoku88 at 22:16│Comments(0) | 投資

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