2025年10月20日
「絶望の国」の大統領
序論:トランプは病因ではない、病状なのだ
では、「ゴジラはなぜ、何度も何度も、日本に戻ってくるのか」を問う。
それは、「絶望の国」の大統領だから。ゴジラが南太平洋をはじめ南方で無念の死を遂げた兵士たちの亡霊だから。繰り返し戻ってきて、多くのアメリカ人の心情のどこかに訴え、熱狂的なまでに支持される、あるいは恐れられるトランプは、何の「亡霊」なのか。
これは、我々が知っている日本に来る陽気で金払いのいいアメリカ人の印象から遠い。トランプを支持している人たちの多くはパスポートさえ一度も持ったことのない人たちだ。7:「幸福な国はトランプを大統領に選んだりしない。絶望している国だから選んだのだ」(元FOXニュース政治コメンテーターのタッカー・カールソン『愚者の船』2018)「人々はトランプを選ぶことで、政治家やエリートたちに向かって『クソ食らえ』といっている」
この所得格差はもちろん先進国では最大だし、アメリカの歴史上も過去100年で最大。本来、労働者寄りでリベラル、社会福祉政策を進めていた民主党はどうしたのか。8:2023アメリカの世帯資産上位10%が全世帯資産の僧形の66.6%。このグループの平均世帯資産$6.5M(10億円)。下位50%の世帯資産は全体の2.6%。平均世帯資産$5万ドル(750万円)。
15:エリートと結託する企業政党へ1985民主党指導者評議会「New Democrat」→ビル・クリントン、オバマ所得再配分や福祉といったテーマを見直し。ミニ共和党化。ITへの集中投資⇔製造業やエネルギー産業などの伝統産業
16:9.11→無謀な対テロ戦争
20年間で$8T(約1200兆円)を費やす。
米軍・軍属15千人+世界各地で90万人が死亡。
20:オバマ大統領
2008GFC直後に政権獲得→クリントン政権でおなじみのウォール街人脈を経済担当閣僚や高官に任命→GFCに関して厳しい捜査せず
22:オバマ時代に格差が広がる
税金で救済された大手金融機関の幹部は莫大なボーナスをむさぼり、IT産業は規制のないまま稼ぎまくる。
24:ディープ・ステート陰謀論
1940年代から人民の遺稿とはかけ離れてエリートだけが政治を意のままにしているという問題提起。
