2025年08月11日

リバタリアニズム




125:リバタリアニズム
現代アメリカの保守主義が、単なる精神的態度やメンタリティに終わることなく、一つの「革命」へと結晶化するにあたって、「伝統主義」に加え、もう一つの要素が必要。
典型的な経済的リバタリアニズムには、ミルトン・フリードマンがいる。1980年代、レーガン大統領の経済政策「レーガノミクス」の理論的支柱になった。
128:ミルトン・フリードマン『選択の自由』1980
経済学者が市場秩序を論じる論理をもって、自由主義的な個人主義的秩序を正当化。集産主義と比較して、自由な市場の方が資源配分の上で効率的。それゆえに恣意的な政府の介入は、個人の選択に対する不当な干渉にほかならない。経済的自由と政治的自由は不可分であるが、より根源的なのは経済的自由であり、経済的自由のないところに政治的自由は成り立ちえない。
リバタリアニズムが目指すのは、「選択の自由」の回復。社会保障制度に疑いの目を向ける。

130:社会保障の目的で創られたさまざまなプログラムは、結果として、それによって利益を受ける特殊利益団体の増加をもたらした。そのような特殊利益団体はひとたび生まれると、自らの存続を自己目的化してしまう。(中略)政府の役割はとめどもなく拡大していく。

オバマ政権下で保守派の対抗政治運動として盛んになったTeaParty。ロン・ポール下院議員はオバマ大統領のオバマケアなど社会保障制度の充実を「合理的な略奪」と呼んだ。

137:連邦政府の権限は憲法によって定められた最小の規模にすべきであり、政府の支出は必要最低限でなければならない。

その源流となったのは、ネオコンと呼ばれた「NY知識人」だ。「母体となったのは、NYに集う若き作家やジャーナリストの集団であり、その多くはユダヤ系」であった。
144:ネオコンの源流がリベラル反共主義
彼らの多くは東欧から移住したユダヤ系の二世であり、ソ連に対する独特な警戒感。


shikoku88 at 18:02│Comments(0) | 政治

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