2025年10月10日

失敗の連続「日本の国策プロジェクト」

イノベーション全史【BOW BOOKS023】
木谷哲夫
BOW&PARTNERS
2024-03-27



「常に製品の高スペックを目指し続ける」というのは大組織の病理の一種。
試作に成功したと言っているラピダスだけど、量産への入り口にたどり着いただけ。そして2nmを設計できる半導体メーカーは国内には居ない。これまで失敗の連続であった「日本の国策プロジェクト」。その失敗からしっかり学んでいるのか心配になる。

260:50年後も生き続ける「ムーアの法則」
1965年に、後10年くらいは、一集積回路当たりのトランジスタ数が毎年2倍になると予測。
1975年には、次の10年は、2年ごとにコンピューターの性能が2倍になると予測。
*もう60年もの間、ほぼ18ヶ月に2倍のペースで、コンピューターの性能は進化し続けている

305:日本の国策プロジェクトの不可解な点
1.大企業が少額ずつ出す寄り合い所帯
半導体産業は一握りの突出した個人が動かしている。
2.具体的用途や顧客が不明な投資
多くの場合「スペック」を開発目標にしている。
世界最初のマイクロプロセッサは日本企業が電卓に使うために、インテルに発注した。
NVIDIAは、ソニーのPlayStation用にGPUを開発。

307:スペック追及は組織病理の表れ
「常に製品の高スペックを目指し続ける」というのは大組織の病理の一種。
顧客の要望を満たしながら、顧客の差別化につながる真に価値のある技術開発をするのには、天才が必要。天才が居なくても、誰でもできるのがスペック追及。




shikoku88 at 18:42│Comments(0) | 経済

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