2025年09月11日

選挙制度

未来をはじめる
宇野重規
東京大学出版会
2019-09-13



「多数決は正しいのか?」は難しい。その前提になるのは、参加者が一定以上の見識を備え、かつ、組織の未来について真剣に考えて、他の参加者としっかりとかみ合った議論ができる場合だろう。早い話、企業で経営決定を社員全員でやればうまくいくかといえば、そうはいかない。稀に実験的に行う企業もあるが、それは、小規模で前述の前提がある程度満たされる場合に限られる。
177:民主主義=多数決?
・多数派は正しいのか
・少数派の権利を守るのが民主主義?
米政治がダイナミックなのは、強大な権限を持つ大統領にあるが、それは大統領の暴走にもつながるのは現状の通り。
181:漁夫の利を生む選挙制度
2016米大統領選挙
棄権をしたサンダーズ支持者は多かった(トランプは論外だが、ヒラリーに一票を投じる気もなかった)→民主党の票が割れる
フランスが「半大統領制」というのは知らなかった(動画)。また、「決選投票制」というのも面白い。米大統領選がこの方式なら、2016年のトランプ勝利はなかったと推定される。
206:フランス大統領選の2回投票制
多数決の一回勝負の危険性を踏まえたうえで、その弊害を取り除こうとするもの。
恐怖政治に行き着いたフランス革命の反省。




shikoku88 at 19:10│Comments(0) | 政治

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