2025年04月06日
2024本屋大賞
昨年の本屋大賞受賞作品。滋賀県大津市を舞台にした作品で、中学校から高校時代の「成瀬あかり」が主人公。
だいたい、こうした思春期少女が主人公だと、アンニュイだったり、グレてたりと、何かしら違和感を抱えて生きているタイプが多いと思うのだが、成瀬は正反対。元気のいい小学生がそのまま大きくなったような子で、何事にも一生懸命だし、勉強も出来て、京大A判定が揺らいだことがない。東大も考えたが、地元の滋賀を離れたくないと、京大にした。
滋賀県は最近まで人口が増えていた珍しい県。今でも、琵琶湖南岸の草津市を中心に増え続けている。山側で減っていて、県全体ではマイナスに転じたが、それでも、他県に比べれば人口を維持している。
仕事で15年くらい前からしばらく定期的に草津に通い、その間の発展を見てきたので、本書を読んでまた行きたくなった。ミシガン号にはまだ乗っていないので、次の目標は琵琶湖クルーズ。
膳所高校のかるた班が名門なのは本当らしい。
ありがとう西武大津店
8:横浜生まれの母は露骨に滋賀を見下しており、「西武がなくなったらなにもなくなっちゃうじゃん」と言う。
35:こうして成瀬は中二の夏を西武大津店に捧げたのだった。
線がつながる
119:膳所高のかるた班は毎年全国大会に出場している名門だ。
「うみのこは滋賀県内の小学5年生が乗る学習船なんだ。琵琶湖の生き物や水質について学習して、カレーを食べる」
