2025年03月22日

毎日殺人事件

死体と話す NY死体調査官が見た5000の死
バーバラ・ブッチャー
河出書房新社
2024-09-20


NYCでは毎日殺人事件が起こる。死体調査官の仕事は、毎日遺体を見ることだ。

210:歯を磨く、コーヒーとマフィンを買う、惨殺された遺体を見る、新聞を読む、射殺死体を見に行く。殺人は日常茶飯事になり、周囲の人はみな殺すか殺されるかのどちらかだと思うようになった。

ドラッグがあふれるようになって以来、ドラッグビジネスに絡む殺人が増え、それは自ら手を下すのではなく、殺人のプロを雇うため、解決が難しくなったという。
216:ビジネスがらみの殺人
これまでの事件では、殺人者と被害者が顔見知りで個人的なつながりもあった。加害者が傷ついたか、怒ったか、強欲になったか、頭がおかしくなったために殺人が起きた。被害者と加害者との間にはつながりがあり、そのおかげで事件を解決しやすかった。市内でドラッグがあふれるようになって以来、ビジネスの戦略として人を殺すようになり、殺人事件の発生率が急激に上がった。殺人が職業化されて、知らない人に殺しを依頼するようになった。私情はない。あくまでビジネスとして。
中には医師がその立場を利用して金儲けのために殺人を起こすこともある。
223:ジェームズ・ワット医師「医療ネグレクト」
1972年、彼は職業倫理に背く行為をおこなったとして、CA州の医師免許を剝奪された。さらに他の州でも、患者に違法にLSDを使用した罪で起訴されている。にもかかわらず、彼がNY州の正式な医師免許を手にしたのは、各州が独自に医師会を運営しているからだ。やぶ医者は、患者を傷つけるか殺すたびに、他の州で医師免許を取って開業できるのだ。






shikoku88 at 18:44│Comments(0) | 仕事

コメントする

名前
 
  絵文字