2024年10月18日
株主総会にはその企業の真実がある
私も総会日程が重ならない限り、なるべく出席するようにしている。残念なことに、まだまだほとんどの会社が平日の10時開催であり、かつ上場企業の7割くらいが3月決算なので、どうしても6月後半に集中する。結果、総会日が重なってしまうことが多い。
本書では、昨年バルミューダの佐藤取締役が退任したときに、パイオニアから創業間もないバルミューダに佐藤取締役が転職してからを振り返る挨拶があったエピソードが出てくる(53p)。このように、退任者の挨拶の時間を設けている会社はわずかで、そうすると、本当に円満退社なのか、という疑問も出てくるケースがある。
今年出た中で驚いたのは「デルソーレ」。業務用ピザ生地でシェアトップの会社(スーパーで売っている「手伸ばしナン」も)。スタンダード市場の小型銘柄なので、普通サイズの貸会議室で行われ、スーツ姿の社員あるいは取引先と思われる株主が目立つ。彼らが前方に陣取っており、「まだこんな総会をやる上場企業があったのか」と懐かしく思ったほど昭和。
当然?私以外に質問をする株主はいなかった。それだけならまだしも、ごく一般的な質問であるのに、議長である社長が質問に答えず、全部CFOに振ってしまった。社長は基本的な数字も、財務方針も把握しておらず、財務担当者に任せているようだ。同族企業であるので、やる気がないのかもしれない。
あるいはわざと一般株主に背を向ける態度で株価を下げ、MBOを狙っているのか

18:企業には法人格という人格
数字だけいくら見たところで、その会社がどんな会社か、本当のところまでは分かりません。
20:社長が総会を欠席!
名古屋本社のIT企業。上場してお金が入ってきた事で遊び回るようになり、まったく経営に興味を持っていない。
57:事業報告がスライド上映
株主としては、やはり社長が直接話す言葉を聞きたい。
155:上場したばかりで「要注意」
オーナー企業の社長が上場後まもなく会長に就任するケース。2度と浮上せず。
