2024年09月05日
地政学とマネーの未来
前作『エブリシング・バブルの崩壊』の続編。情報がアップデートされているが、論調としては同じ。
16:日本を取り巻く地政学的風向き1950-1990 戦後の好景気1990-2013 冷戦終了→低迷2013-2053 新冷戦で日本の黄金期?
FDIというと、日本企業による対外FDIが注目されることが多いが、日本への対内FDIが上昇しており(下図)、「2022日本へのFDIが対GDP比1.1%で中国を超えた」というのは知らなかった。その後のTSMCの熊本工場建設など、さらに拡大しているはず。この傾向が続けば、日本経済は当面安泰だ。
21:自動化時代において、人口減少は追い風これから人口が多い国は大変。
これは、国から地方まで少子化対策を真っ先に掲げる日本で、重要な指摘。単純労働者が必要な時代は終わっている。これから先、新しい技術やサービスを生み出せるクリエイティブクラスか、機械に取って代われない繊細なサービスを提供できる人しか必要なくなるだろう。数だけを追い求める少子化対策は税金の無駄遣いでしかない。


