2024年03月17日
国民皆保険制度
1963年に始まった国民皆保険制度。世界中でこれほど制限なく気楽に医療が受けられる国は他にないと言っていいだろう。
私はその昔イギリスに留学した時、「ゆりかごから墓場まで」の国だから医療保険も要らないだろうと、旅行保険にも入らずに行った。実際、留学生も含めて建前上は医療費は無料なのだが、日本のようにいきなり病院に行けるわけではない。地域のプライマリードクター(家庭医)にまず診てもらい、必要と診断された人だけが病院に行ける。
緊急性のない限り、アポを取るのさえ難しく、数か月先になってしまうこともざら。だから、しっかりした会社勤めの人は、皆、会社が民間保険会社と契約した保険に入っていて、それを使って受診することになる。プランは松竹梅といろいろあり、何でも診てもらえるプランから、歯科は対象外になるものまでさまざま。それは会社によっても、社内でのランクによっても違う。
福祉と言えば北欧だが、北欧の「無料」国民皆保険制度も、日本人がイメージするような「何でもあり」ではなく、イギリスと同じくさまざまな制限がある。スウェーデン企業で長年勤めた友人も、「日本のような延命治療は全くしない」と言っていた。そうでなければ、これだけの老齢化社会で国民皆保険制度を維持できるわけがない。
日本の制度も何十年も前から見直しが必要と言われながら、薬価の改正と保険料引き上げ、後は国庫からの赤字補填で問題を先送りしてきた。夕張市では、市内唯一の総合病院がなくなったら、「健康状態は向上、病死は減り、診察費も減少」したという。この例を見ても、日本の場合は、「過剰医療」で人任せになり、逆に健康を害しているのかもしれない。
165:気軽に医師にかかるようになって、医師への依存。自分で健康をケアすることを疎かに。
自由診療の方がいい。
171:病気予防
夕張市の財政破綻→市民病院閉鎖(市内に総合病院がなくなる)
その後の調査=健康状態は向上、病死は減り、診察費も減少。
185:「幸せな死」QOD
死に方を決めると、いい生き方になる。後悔が最小になるように。
