2023年11月30日

社会派推理小説




松本清張が嚆矢と言われる「社会派推理小説」。そうして書かれたのが、ノンフィクション『日本の黒い霧』。GHQの謀略説を描いている。

167:「社会小説を書くのに推理小説的な方法を用いたらどうであろうか。未知の世界から少しずつ知ってゆく方法。触れたものが何であるか、他の部分とどう関連するか、という類推。」

石川達三『金環蝕』では、1964年の自民党総裁選を描いたノンフィクション。総裁候補だった、池田勇人、佐藤栄作、藤山愛一郎の三陣営が峻烈な総裁選を展開。「実弾」が乱れ飛んだ。
両陣営からカネを貰う=ニッカ
三陣営全部から=サントリー
カネを出すところならどこからでも=オールドパー

これは、うまい!政治家にも文才があった頃の話。
あとがき:どのような物語を私たちが読みたいかという読み手の欲求=視点の問題
ジャパン・アズ・ナンバーワンと言われた時代に読みたい物語と、「失われた20年」のあとに読みたい物語はおのずと異なる。





shikoku88 at 22:05コメント(0) | 政治 

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
Archives
Recent Comments
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

Thank you for visiting!

  • ライブドアブログ