2023年11月02日
産業革命とエネルギー
エネルギーに関する最初の発明は、紀元前4000年頃からエジプトで使われた帆船らしい。その後も、水力を利用した水車や、風力を利用した風車が発明された。
それでも、それぞれ、風や水のエネルギーをそのまま利用している。「エネルギーの形を変える技術」の誕生は、蒸気機関の発明を待たなければならない。92:帆船、水車、風車エネルギーに関した最初の発明 紀元前4000年エジプトで帆船人類が初めて作った動力機械 紀元前3500年古代メソポタミアで水車風車の一番古い記録は10世紀ごろのペルシャ
もう一つ、産業革命時における英国の大発明は、コークス製鉄法だった。103:英国科学博物館入り口を入って最初の展示はEnergy Hall。ジェームス・ワットが設計した実物の蒸気機関の数々を展示。
それまでは、鉄鉱石を熔かして鉄を作るのに膨大な薪を使っていた。英国の森林資源は枯渇し、周辺国や植民地から木材を輸入していたほどだ。それが、国内で採れる石炭を蒸し焼きにしたコークスが利用可能になった。105:1735ダービー親子がコークスを使った製鉄技術を完成燃料を森林資源に頼ることなく、安価に鋳鉄を製造する道。
産業革命が進む中、産業革命を押し進める「マンチェスター派」と、植民地経営を行う「西インド諸島派」間で政治闘争が起こる。マンチェスター派は、労働者を安く使うため、国内物価を下げたい。当時、植民地から入る物産には国内産業を守るため高関税が掛けられていた。マンチェスター派はプランテーション経営に欠かせない奴隷制度を攻撃することで、関税を下げ、物価を下げようとする。
112:1833イギリス植民地での奴隷制廃止

