2023年03月21日

ニュートロン・ジャック




1980年から20年間もGEのCEOを務め、「経営の神様」とも言われたジャック・ウェルチ。その前半では、日本企業と比べて競争力のなくなっていた家電製品事業などで大リストラを繰り返し、建物を通り抜け中の人間を殺傷する中性子爆弾になぞらえて「ニュートロン・ジャック」の異名をとった。

そうして、依存度を高めていったのがGEの金融部門であるGE Capital。GEは製造業であるという繕いで金融機関に課せられる厳しい規制を逃れながら、「実質的には、米国で最も大きく、最も謎めいた銀行の一つになっていた」。

29:GE Capital
最盛期には、GEキャピタルはGEの総利益の半分以上を生み出していた。米国で最も有名な製造企業は、実質的には、米国で最も大きく、最も謎めいた銀行の一つになっていた。

27:「プランニングは要らないからプランを出せ」(ジャック・ウェルチ)
産業系事業では5ヵ年計画は不可欠だと考えるものが多かったが、ウェルチは「bullshit(無意味)」だと切り捨てた。

28:「成長の遅い経済で速く成長する」(ジャック・ウェルチCEO就任1年目)
CEO在任20年間で約1000件、月平均4件の企業買収を行い、その総額は1300億ドルを超えた。

30:ランク・アンド・ヤンク(ランク付けして引っこ抜く)
管理職に部下のパフォーマンスの年間ランキングを作成させ、下位10%の社員にはその旨を通知し、改善がなければ解雇する。常にプレッシャーをかけられ、社員の緊張感は高まる一方。

34:「GEの取締役の役割=拍手喝采」
取締役会は、会長でもあるウェルチの指揮にほぼ従った。ウェルチ時代に新に就任したある取締役は、CEOが取締役会を支配してること、取締役会で議論がほとんど行われていないことに驚いた。




shikoku88 at 18:12コメント(0) |  | 仕事 

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