2023年03月18日

旅に生きた英国婦人




イザベラ・バードの著書はこれまで読んだこともあったが、評伝は初めて。著者は日本に住んだこともあるイギリス人女性で作家・ジャーナリスト(UCL PhD)。

まず、「彼女が真価を発揮するのは実に40歳を過ぎてから」であることに驚く。「晩年型の典型的なケース」(序文)なのだ。それまでは病弱で、そのため、結婚もしていなかった。それが、療養のため医師に旅行を薦められ、それを機に旅行家として開眼する。いつの間にか、病気まで気にならなくなる

序文:「どんなことにも手を出し、どこへでも足軽く飛んでいく」女性
30年間にもわたってアジアやアメリカ大陸の遠隔地を旅し、19世紀後半のもっとも有名な旅行家として高い評価を受けている。

地元でのイザベラは信心深い牧師の長女であり、エディンバラの博愛主義を遵守する淑女であり、同地の立派な医師の妻となった後まもなく寡婦になった。

15:1872年の真夏、おとなしそうで知的な風貌をしたずんぐりした体型のイギリス人のオールドミスが、病んだ身心を治療するためにオーストラリア行きの船に乗り込んだ。それまでのこの女性の半生は、ヴィクトリア時代の中産階級に属する牧師の義務に忠実な娘として、平穏無事な生活を送っていた。






shikoku88 at 19:17コメント(0) |  | 旅行 

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