2023年01月12日
1820年代の新興市場ブーム
何度も何度も、そして今後も起こるであろう「新興市場」ブーム。
170:世界で最初の鉄道事故犠牲者
議会では商工会議所の会頭であるWilliam Huskissonがロンドン・バーミンガム間の鉄道建設を認める法案が可決するように尽力した。5年後の鉄道開通日、ハスキソンはスティーブンソンが製作した機関車ロケット号にひかれて最初の鉄道事故犠牲者になった。
183:南米投資ブーム
債権者は、無秩序で不安定で極貧の南米諸国に債券を返済する能力がないことを理解していなかったのである。鉱業会社のことを知らないのは特に珍しいことではなく、坑道をどこに掘るのか知らないのに、株には高いプレミアムが付いた。
184:1822-1825そのあと何度も起こる「新興市場」ブームの始まり
19世紀、イギリスの投資家にとっての新興市場はアメリカで、彼らは国債や鉄道会社に大金をつぎ込み、何度も損失を被った。19世紀の終盤には、投機マネーは南米に流れ込み、大量のアルゼンチン債を保有していたベアリング銀行は破綻した。1世紀前のイギリスのブームと同じように、1920年代のアメリカの強気相場は南米諸国への大量の投機的融資が引き金だった。結局、南米諸国は不景気のなかで債務不履行に陥った。

