2022年11月17日

がんの生態系

ヒトはなぜ「がん」になるのか 進化が生んだ怪物
キャット・アーニー
河出書房新社
2021-09-03



ヒトの身体とは、本当によくできた精密機械ですね。どこか一か所を対処療法的に直そうとしても、バランスが崩れてしまい、副作用が出てしまう。ましてや、がんのような、進化の代償として起こる病気は治療が難しい。
192:免疫療法
新しい手法で免疫系を活性化させたとき長期的にどんな影響が生じるのかは、まったくわからない。刺激しすぎれば、全身に免疫信号が大量に流れるサイトカイン・ストームとなり、同時多発的に重篤な副作用を引き起こす。

197:がん(cancer)の語源は紀元前5世紀、ヒポクラテスがカニを意味するギリシア語(karkinos)を使ったのが始まり
腫瘍がカニの脚のように無秩序に血管を広げていたからだとも、がんが体にカニのハサミのように食い込む様子を思わせるからだとも言われている。

213:男性患者の腫瘍は化学療法や放射線療法を受けても育ち続けるのに対し、女性患者の腫瘍は治療にうまく反応して育たなくなる。

218:治療すればするほど、耐性を持つ細胞が増える
細胞融合→二倍体細胞のペアが全体に渡って結合して、巨大な化け物になる→二倍体の娘細胞を産む→すべて薬に耐性


shikoku88 at 19:55コメント(0) |  | その他 

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