2022年10月01日
断頭台
ラテン系って、なんだか、残酷さに関して多民族とは違った感性があるようだ。ギロチンは、死刑執行の当時の技術革新だったようで、確実に、効率的に斬首を実行した。
33:解放された7人と、槍の先の血みどろの首7つ、呪われた8基の塔の鍵、傷心の末に獄死した囚人たちの遺書や手記、その他もろもろ、バスティーユ襲撃の戦果を押し揚げて、1789年7月半ば、サン・タントワーヌの群衆はパリ市街を足高く凱旋した。
90:時代の先頭を行く佳人、断頭台
121:パリに革命裁判所、全国に4万から5万の革命委員会が発足し、反革命容疑者法が制定されて自由と安全の約束は反故となり、無辜の善人がいつ何時、非道の悪徒に引き渡されないとも限らない。
122:ラ・ギヨティーヌ
数知れず首を刎ねて、断頭台と刑場の地面は赤黒く血に染まった。断頭台は子供が玩ぶ嵌め絵のように分解して、必要に応じて組み立てる。広幅の重たい刃は弁舌家を黙らせ、実力者を斬り、善男善女を始末した。朝っぱらから、それぞれに隠れもない人物ばかり22人が斬首されたこともある。21人は生きながら、1人はすでに落命していたが、かかった時間は22分だった。
129:単一不可分共和国。自由、平等、博愛、しからずんば死!
292:ギロチンの前では遊園地さながら、大勢の女が椅子を並べて編み物に精を出していた。
