2021年10月26日
人間性に関する要因を過去の例に学ぶ
「人は常に説明を求める。だから情報のやり取りが習慣となる」というのは興味深い。株価が上がっても、下がっても、「人は常に説明を求める」。多くの値動きには、何の理由もないのにだ。
理由もなく上下するのは投資家にとっては気持ちが悪い。それは、「自分が知らない情報を、誰かが知っていて株価が動いているのではないか」と思うからだ。それで、情報を集めて、それらしい情報があると安心する。
リバモアの場合は、こうしたノイズに影響されず、自分のトレーディングができた時に最高のパフォーマンスを発揮したという。
198:上昇トレンドの終わり
上昇相場を牽引していたいくつかの銘柄が高値から数ポイント下げ、かつ、この数か月で初めて戻さなかった。これからは戦術を変更する必要があった。(中略)上昇の止まった銘柄については弱気に転じたが、その他の株では上昇圧力に乗じて売買を続けた。(中略)そしてある日、相場がおしなべて下げ始めた。空売りしていた12の銘柄すべてが最低でも4ポイント下げた時点でおれの読みは正しかったと思った。テープは明白に弱気相場へ転じたことを告げていたからおれは安心して建玉を倍にした。
214:人はなんと情報をありがたがることだろう。また、自ら求めるだけでなく、他人にも与えたがる。欲と虚栄を満たすため、本当に知的な人までもがそうした情報を求めてさまよう様を見るのは、時に滑稽ですらある。
240:業種としての動きに同調しない銘柄には気をつけよ
256:人間性に関する要因を過去の例に学ぶ
信じたいと当人が思っていることを信じる性質とか、いかに簡単に自分の欲望や不注意に影響されるか。
325:人は常に説明を求める。だから情報のやり取りが習慣となる。

