2021年10月25日

自分の思考の限界を知る

欲望と幻想の市場―伝説の投機王リバモア
エドウィン・ルフェーブル
東洋経済新報社
2015-12-18


リバモアは生涯にわたって4回破産している。律儀な男であったリバモアは、借金しているとそれが気になって相場に勝てなかったらしく、毎回、貸主に説明して破産。そこからまた相場を始めて、4回とも立ち直っている。

資産を回復すると、借金のあった先にお金を返して回った。最後は、63歳の時にピストル自殺するのだが、それは相場で失敗したからではなく、女性関係のもつれから発作的に自殺したらしい。経済的成功と幸福は関係ない。

161:同じ過ちを二度と犯さない
問題になるのは常に、行為自体となぜそうなったか。自分の思考の限界を知る。

173:相場が自分の思い通りになると思うのは、すべての不運の種
緊急の資金を捻出するために相場で儲けようと思ったら人はどうするだろうか。ただ願うのみだ。そして賭けに出る。それは冷静に状況を判断した結果の投機よりはるかにリスクが大きい。

182:借りをつくらない
金であればとにかく返せば済む。しかし好意や親切も同様に返す必要があり、こうした倫理的な義務というのは時として非常に高くつく。その上、これらには時効はない。

191:何かに悩んでいるかぎり成功は覚束ない
借金を続けているうちは悩みが消えない。債権者が返済を求めておれの取引に口出ししたりする限り、復活の足掛かりとなる元手を貯めることすらできない。(中略)おれは破産の申し立てをすることにした。




shikoku88 at 18:54コメント(0) |  | 投資 

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