2021年06月25日
結婚式に祝儀など持って行かなかった
「日本ほど一神教が浸透していない国は珍しい。にもかかわらず、キリスト教式の結婚式が、半数以上」という日本。
一体、いつから?と思っていたが、それは、「1972年西郷輝彦と辺見マリの結婚式がきっかけ」だったということ。その舞台となった軽井沢聖パウロカトリック教会は、その後しばらく一番人気の結婚式教会となる。
では、それまで主流だった神道式の神前結婚式が日本の伝統であったのかと云えば、そうでもない。神道式が始まったのは大正時代以降のことで、それは、1900年皇太子時代の大正天皇「婚礼の儀」がきっかけだったという。
神道が国家宗教となって初めての天皇家の結婚式であり、それまで宮中で行われていた「婚礼の儀」が国家行事となった。この時、「伊勢神宮の神宮司長東京出張所としてはじまった財団法人神宮奉斎会が、この婚礼の儀に則って、神前結婚式の形式を定め、それが全国に普及していった」らしい。
それまでは、各々の家で、神様に関係なく行われていたという。だから、今増えている「人前式」というのは、昔に戻ったともいえる。

101:恋愛結婚全盛の時代結婚式のためだけに仲人を立てるというしきたりも、すっかり廃れた。仲人には、新郎新婦の経歴を披露するという役割があったが、それもスライドショーに取って代わられてしまった。108:1900年皇太子時代の大正天皇「婚礼の儀」伊勢神宮の神宮司長東京出張所としてはじまった財団法人神宮奉斎会が、この婚礼の儀に則って、神前結婚式の形式を定め、それが全国に普及していった。110:ブームになったキリスト教式の結婚式1972年西郷輝彦と辺見マリの結婚式がきっかけ。@軽井沢聖パウロカトリック教会113:韓国戦後の経済成長にともなって、ソウルへの一極集中という事態が生まれ、それと並行してキリスト教の信仰が拡大した。それも、韓国では、儒教が強く、しばしば仏教を抑圧してきたからである。日本でも、明治に入る時点で、廃仏毀釈が起こるが、それは一時的なことに終わった。韓国では、仏教が抑圧されたことで、庶民層の信仰に空白があり、そこをキリスト教が埋めたのである。114:日本ほど一神教が浸透していない国は珍しい。にもかかわらず、キリスト教式の結婚式が、半数以上。117:結婚式教会での神父や牧師に見える人物の正体〜アルバイト白人の男性ということが多く、彼らは牧師のような恰好をして、結婚式を司る。
