2021年06月23日

初詣は鉄道会社の発明




日本伝統の行事のように思われている初詣。実は、大正時代に鉄道の営業戦略で始まった。

昔は正月は年神さまを迎える時なので、江戸時代には初詣に行く人などいなかったらしい。俳句の季語に初詣が入ったのは1908年で、さらにそれが定着したのは昭和に入ってからだった。

その間に何が起こったかというと、大正時代に新設された鉄道会社が、旅客を増やすため、こぞって「初詣」を宣伝したということ。成田鉄道(現:JR成田線)が「成田山初詣」の新聞広告を始めた出したのが1910年で、同じく、京浜電気鉄道は1912年から川崎大師への初詣広告を開始する。

56:除夜の鐘が各宗派に広がったのは、ラジオの力
元々は禅寺だけ。
1927NHKラジオ『除夜の鐘』(現:『ゆく年くる年』)
近所の寺から借りてきた鐘をスタジオに持ち込んで108回叩く。
1929一箇所だけ実況中継→1932各地からリレー中継→全国の寺院が取り入れた

59:初詣が定着したのは昭和に入ってから
古い歳時記には、初詣は季語にさえなっていない(初出:1908)。

62:伝統的な「恵方参り」が、鉄道会社の戦略によって初詣へと変貌
川崎大師に正月に参拝に出向くことをさして、初詣という言葉がはじめてつかわれたのが1885年。(平山昇『鉄道が変えた社寺参詣』)

64:成田山初詣
1910成田鉄道新聞広告。
1912京浜電気鉄道 川崎大師への参詣広告



shikoku88 at 19:06コメント(0) |  | イベント 

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