2021年06月16日

田中康夫『なんとなく、クリスタル』

アパレル興亡
黒木 亮
岩波書店
2020-04-23



1980年に発表され、翌年の芥川賞候補にもなったのが、田中康夫『なんとなく、クリスタル』。田中は当時、一橋大学の学生だった。

この小説にいやというほど出てくるのが、各種ブランド品。こんな感じ。

「向かい側のマンションから、ムッシュ・ニコルの袋を持って、髪型をサイド・グラデェイションにきめた男の子が、アーシーな色のレイン・ブーツをはいて出てくるのが見えた」

今読むと爆笑ものなのだが、当時はこれがカッコよかった。皆が背伸びをしていた時代。田中康夫がその後、長野県知事になったのには驚いた。

249:anan「'84年春人気ブランドベスト10」
1.BIGI
2.ニコル
3.メルローズ
4.ピンクハウス
5.コムサ・デ・モード



shikoku88 at 20:04コメント(0) |  | 仕事 

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