2021年06月15日

DCブランド時代

アパレル興亡
黒木 亮
岩波書店
2020-04-23


高度成長期を経て、カジュアルでも洋装が当たり前になり、そして既製服が大量生産されるようになる。

そんな中、新興のアパレルメーカーとして勃興したのがワールドや、さらにその後に出てきたデザイナーを前面に押し出したDCブランドだ。



127:神戸三宮発のワールドは、婦人ニット卸商として昭和34年に創業された後発だが、欧米のコーディネートという発想をいち早く取り入れ、帽子、バッグ、ベルト、アクセサリー、靴なども含め、少し高めで品質のよい婦人服を組み合わせて売るやり方で業績を伸ばしてきた。

152:日本テレビ『傷だらけの天使』(昭和50年)
菊池武夫が萩原健一の要望に応え、BIGIが番組に衣装を提供していた。5年間に会社が創業されたBIGIでは、菊池武夫と稲葉賀恵がデザイナー、カメラマンの大楠裕二がマネージメントを務めている。

154:のちにDCブランドと呼ばれる、若者向けの個性的なファッションが、BIGIの二人のデザイナー、「ニコル」の松田光弘、「コムデギャルソン」の川久保玲、「ワイズ」の山本耀司、三宅一生、高田賢三などの活躍で台頭してきた。

155:35歳前後の都会のビジネスマンをターゲットに、着やすく洗練されたスーツ「ダーバン」を売り出したレナウンは、世界的俳優、アラン・ドロンをCMに起用し、「ダーバン、セ・レレガンス・ドゥ・ロム・モデルン」と囁かせ、大当たりをとった。



shikoku88 at 20:42│Comments(0) | 仕事

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