2021年03月17日

ブランディングデザインの考え方

ブランディングデザインの教科書
西澤 明洋
パイインターナショナル
2020-12-11



2時間目は、「ブランディングデザインの考え方」。日本コカ・コーラの「い・ろ・は・す」が優れたブランディングデザインの例として挙げられている。

「通常、天然水ブランドはコンテンツである水の採水地を差異化要因とするので、ネーミングやメインコピーにもそれが表れるのが一般的です」

サントリーなら「南アルプス」だし、エビアンもその採水地であるフランスの街「エビアン」に由来している。そこに、「い・ろ・は・す」だ。

「環境問題を意識させるロハスというキーワードを埋め込んだダジャレのようなネーミング。しかも平仮名」

つまり、「い・ろ・は・す」は採水地すら書かれておらず、採水地で差異化することを止めた。代わりに環境問題への配慮を押し出して、プラスチック使用量を減らし、使用後簡単に捻りつぶせるようにしたクラッシャブルボトルを日本で初めて採用した。

「ブランディングデザインの3階層」
Management(経営戦略をデザインする)
Contents
Communication

ライバルがContents(製品)レベルで競争していたのに対して、「エコ宣言」によるMレベルでの差異化したのだ。上位概念で差異化されると、もはやCレベルでは対抗できない。

53:「か・かた・かたち」
「か」・・・本質論的段階(思考や原理、構想)
「かた」・・・実体論的段階(理解や法則性、技術)
「かたち」・・・現象論的段階(感覚や現象、形態)
(菊竹清訓『代謝建築論』1969)

71:デザイン・ディレクション
・デザインの統合
・制作スタッフを指揮すること
・ブランドの方向性をつくり出す

72:ブランディングデザインの3階層R
Management(経営戦略をデザインする)
Contents
Communication
*MCCの一貫性をきちんとデザインすることが重要

90:伝言ゲームの速さ
コミュニケーションのデザインをしっかり行うと、世の中への伝搬のスピードがあがる。

94:「い・ろ・は・す」
「エコ宣言」によるMレベルでの差異化⇔採水地での差異化
少し蛍光がかかった発色の良い緑色=エコのデザインコード⇔青(コンテンツが水)


shikoku88 at 20:17│Comments(0) | 仕事

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