2020年08月14日

『さかさ町』で、頭と心をやわらかくする

教養は児童書で学べ (光文社新書)
出口 治明
光文社
2017-08-18



『さかさ町』は知らなかった。アメリカでは1958年に刊行され今に続く児童書のロングセラーだが、日本で刊行されたのは2015年。道理で知らないわけである。これほど時間がかかったのは、日本では売れないと思われたのかもしれない。

あらゆるものが「さかさ」で「あべこべ」な町。抱腹絶倒なのだが、常識にとらわれない新事業を考える訓練にもなりそう。まさに、逆転の発想だ。

「学校は、いい子だけが行くところ、悪い子は、学校には行けない」なんて実行したら面白そう。昔は学校に行きたくて仕方なかったという。貧しい家の子は小学校を出れば働かなければならなかった。それが、戦後、中学校まで義務教育となり、さらには高等学校に行くのは当たり前になった。途端に、優秀な卒業生を長年送り出してきた地域の商業高校や工業高校のレベルが下がり、卒業生が嘆いている。


117:あらゆることがさかさ。ものの見方も全部ひっくり返っている。
看板はさかさになっていて何が書いてあるのか分からない。家は屋根が下。車はエンジンが後ろ。

119:子供がはたらき、おとしよりはあそんでもいい。
「たのしいですよ、はたらくって」

121:産業構造の転換
GAFAの時価総額は、日本の国家予算より大きい。GAFAの仕事は、世の中に新しい価値を創出すること。だから楽しく仕事をする方が効率がいい。

125:病院
患者さんは待たなくていい。お医者さんが待つ。健康は人がお医者さんにお金を払うから、病気になったらお金を払わなくていい。薬も一回目はおいしいけれど、治らなかったらどんどんまずくなる。

127:学校は、いい子だけが行くところ、悪い子は、学校には行けない


shikoku88 at 18:56│Comments(0) | 教育

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