2020年06月21日

倉本聰さんの丸太小屋

河童が覗いた「仕事場」 (文春文庫)
妹尾 河童
文藝春秋
1997-12T


倉本聰のライフワークといえば、「北の国から」が真っ先に思い浮かぶ。本書で富良野塾が取材された1985年は、1981年から始まった同TVシリーズの真っただ中だ。

富良野塾は倉本聰氏が1984年に私財を投じて作った俳優と脚本家の養成所。2年間共同生活をしながら脚本の創作や俳優としての稽古をする。授業料は無料だが、「塾生は、5月から11月までは休日なしで、農作業や酪農の仕事」で生活費を稼ぐ。

今から10年前の2010年4月、25期生の卒塾をもって、富良野塾は閉鎖された。卒業生は380名に及ぶ。

249:富良野塾
「確かに冬は厳しいのですが、実は、雪のない期間の肉体労働の方がきついかも知れません。塾生は、5月から11月までは休日なしで、農作業や酪農の仕事に出ています。冬場の生活費も稼いで溜めなくてはなりませんから・・・・・。朝食と弁当を作る班は、4時半に起床、全員6時半に出て、夕方の5時過ぎまで作業。帰ってきてから、塾内作業をやり、晩飯を食べ、7時から勉強です」

252:「ぼくが教えられることは、ごくわずかしかありません。役者やライターに一番必要な、感動することを、富良野の自然や人と接することで、自ら学んでほしい。そして、この塾は、自分たちで創っている塾だと思ってほしい」





shikoku88 at 19:28コメント(0) |  | 映画・TV 

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