2020年04月13日

AIを制する者は誰か?

2050年の技術 英『エコノミスト』誌は予測する
英『エコノミスト』編集部
文藝春秋
2017-04-14



第3章の著者はアン・ウィンブラッド。米SFを拠点とするハマー・ウィンブラッド・ベンチャーパートナーズの創業パートナーで、30年以上にわたりソフトウェア業界を代表する起業家兼投資家として活躍。

米VC業界で、ソフトウェアへの投資が拡大したのが比較的新しいという指摘は面白い。「企業の最大の資産であるソフトウェア技術者が知らぬ間にごっそり逃げ出してしまうのではないかといった不安や、この新たな産業におけるビジネスモデルが未熟であったことなどが原因」だったと書かれている。結果、1980年代末から1990年代初頭にかけても、ソフトウェア産業への投資は年間4億から5億ドルにとどまっていたという。

1995年にソフトウェア会社への投資額はようやく10億ドルを越えた(435件)。そこから急成長が始まり、2015年にはアメリカVCの総投資額580億ドルのうち、230億ドルをソフトウェアが占めるようになっている(1800件)。

ちなみに、日本の2018年度におけるVC総投資額は1640億円(前年度比20%増)で、IT関連(多くがWebサービス)54%、バイオ・ヘルスケア関連19%、製品・サービス11%、工業・エネルギーその他11%であった。

第1の波:メインフレーム型コンピュータ〜IBM
第2の波:PC〜Microsoft
第3の波:Web1.0〜Amazon, Google
第4の波:Web2.0(Cloud, Mobile)〜Apple, Google, Amazon(AWS), Facebook, Salesfoce
第5の波:Big Data, Analytics, Visualization
第6の波:IoT, Smart Machine
第7の波:AI

62:それまでの波の乗数効果もあり、回を重ねるたびに指数関数的に強さを増してきた
Microsoftが10億ドル企業になるまで15年
1998年設立のGoogleは5年で10億ドル
Facebookは4年強で10億ドル
1994年創業のAmazonは売上が100億ドルに達するまで13年
第4の波のAWSは2006年の事業開始から10年で100億ドル

75:機械学習市場規模2020年までに400億ドル
アプリケーションの60%はAmazon, Google, IBM, Microsoftのプラットフォーム上で動く。

75:AIの波の勝者
決まるには、あと数十年はかかる。ビッグデータとIoTの可能性をどこまで引き出せるかが、勝負の鍵。


shikoku88 at 19:09│Comments(0) | 仕事

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