2020年03月10日
コツコツ
1994年に出版された『凡事徹底』の続編が25年ぶりに出た。著者の鍵山氏はイエローハットの創業者である。「掃除運動」が有名だ。
「暮らしの環境、職場の環境から始めて、方々の環境をきれいにすることが、日本人の心を奇麗にしていく大きな力になる。しかも、誰にでも、いつでもできる」
ご本人が職場の掃除から始めた。「1,2年経てば効果があるだろう」と思っていたそうだが、そうはならなかった。社長がトイレの便器掃除をしている横で、社員が平気でトイレを使い、しぶきがかかってくる

結局、イエローハットでは、何人かが手伝ってくれるようになるまで10年、大方の人がやるようになるまで20年掛かったそうだ。その間、信念を持ってやり続けられたのはスゴイ。
これは、社員が感化されてそうなったのか、それとも、10年経つ間に社員が入れ替わり、鍵山社長の考えに添う社員が残り、また入社したためかは気になる。1/3が変われば、後は付和雷同だから、早い。
*日本人の美徳とは何か。人間として成長するにはどうすればよいか。・かつて日本人は、自分で自分を規制するという美徳を持っていた。だが、近代社会が個人に富の増大をもたらした結果、欲求を規制していた尺度が変化し、美徳は失われた。・日本人の美徳「忍耐心」「謙譲」「調和」「勇気」(下村胡人)人に対する愛と思いやり、他者への配慮。・人間というものは、人から愛され、守られていることに対してはきわめて鈍感。逆に、自分の意に沿わないことに対してはとても敏感。・水中の陣「背水の陣」よりも厳しい「水中の陣」に身を置き、本気で決断すると、それまで見えなったことがよく見えるようになる。自分を成長させたいと思うなら、そうした厳しい環境に身を投じる。・人生にも仕事にも問題はつきもの。この問題にどう対処するかで、仕事も人生も変わる。問題の対処に失敗しても、そこから学ぶことで、失敗を次の成功へのエネルギーに変えられる。

