2018年08月29日

組織の生産性を最大化するマネジメント

TIME TALENT ENERGY ―組織の生産性を最大化するマネジメント
マイケル・マンキンス
プレジデント社
2017-10-17


Bain & Companyのパートナーによる組織生産性を高めるマネジメント手法。結果を出すには、「やり方」「時間の使い方」「実施者」を変えるかしかないのは自明の理だが、「組織の時間の管理に関しては野放し同然」という指摘は重い。

実際、ほとんどの会社で「電話、メール、会議に幹部が毎日何時間も費やしているのにもかかわらず、それを取り締まるルールは皆無に等しい」。当然、大勢が集まってダラダラ会議をする会社は業績が上がらない。成果を上げる会社は、必要な能力と情報を持つ人が、必要最小限集まって決めるので、PDCAサイクルが早く的確に回る。

ダメな会社は、十分に状況を理解してない社員が的外れなことを言うので、議論がかみ合わない。結果、意思決定の品質とスピードが低下する。トップや幹部がしっかり管理し、必要なら叱責しなければならないのに、大抵そういうところは、トップの注意が散漫になっていて、会社の重要事項を把握できてないから、「下も倣え」になってしまっている。

*競争力の源泉は「時間」「人材」「意欲」
その管理が上手な優良企業は、それ以外の企業に比べ、生産性が40%も上回っている。

TIME:時間
・資金の投資と同じように慎重に時間を投資する
・時間投資に明確な権限を設定
「7つの法則」会議出席者が7人を超えると、一人増えるたびに意思決定能力が10%低下する。
標準的な会議の時間を短くする(e.g.60分→30分)
・ノードを把握する
自分の仕事を進めるために毎日10人以上とのやり取りが欠かせないと答えた社員は全体の60%(CEB調査2015)

TALENT:人材
・「違いを生みだす人材」を見つけて育てる
Appleの優秀なプログラマーは、平均的なSVプログラマーの9倍の生産性。
価値を高めるのは何か?持続的な成長をもたらす源泉は何か?
社内でどの能力が最重要か?競合他社との差別化につながる製品、サービス、体験を顧客に提供するうえで、どのような実行能力が不可欠か。
どこに重点投資するのか?
・All Star Teamの編成
大きな成果を目指すには、トップ社員を集めたオールスターチームをつくり、特に重要な任務に配備する。

ENERGY:意欲
・社員のやる気を奮い立たせる
・当事者意識を持つようになる3要素
仕事の中身そのものに愛着+他の社員との関係性+会社の目標に共感
・人間性溢れる理念→人事制度に反映


shikoku88 at 18:48コメント(0) |  | 仕事 

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