2018年07月28日

延世大学

MM



























25年ぶりにソウルに行ったのが昨年5月。今回は、28年ぶりに延世大学を訪問した。1990年の秋、9-12月までGSIS(Graduate School of International Studies)という英語で教える大学院にLBSからの交換留学生として通ったのだ。

大学院生は、親が三星や現代などの当時海外進出を始めたばかりの韓国財閥あるいは外交官などで海外で教育を受けた帰国子女、幼少の頃家族で米国に移住した在米同胞、それに私のような海外からの留学生(一学期だけの交換留学生もいれば、2年間のフルタイムも含む)が1/3ずつくらい。

延世大学は韓国の名門私立大学でミッション系。1885年にアメリカの長老派教会によって設立された朝鮮で初めての西洋式病院が前身になっている。有力家系の子弟が多く、しばしば「韓国の慶応」とも言われ、実際に慶応大学と姉妹校提携を結んでいる。ちなみに、THE(Times Higher Education)ランキングではアジア20位で、100位以下の早慶よりはかなり上になる。

キャンパスは新村の山手にあり、正門からだんだんと傾斜がきつくなる。奥に、キャンパスを見下ろすように立っているのが大学の創設者で初代学長の名前を冠したUnderwood Hall(写真右)。美しく広大なキャンパスは映画撮影にも使われ、『猟奇的な彼女』『アイリス』『応答せよ1994』などがここでロケされた。

それで、28年ぶりに訪れた感想なのだが、ほとんどの建物が新しく、大きくなっていて、一つの町のよう。SK(韓国最大手の携帯電話会社)やKUMHO(タイヤメーカー)POSCO(鉄鋼メーカー)など企業名が付いた建物も多く、企業寄付を多く集めていることがわかる。

韓国の受験戦争は日本とは比べ物にならないくらい厳しく、超名門の延世大学キャンパスを歩く学生はどこか誇らしげ。名門大学に入れなければ未来はないと、海外留学を選ぶ人も多い。ただ、海外留学にはお金がかかるので、それも無理そうな一家は、家族での海外移住をめざす。日本と同じ一人当たりGDPになった韓国だが、未だに海外移住が多いのはこうした理由がある。

shikoku88 at 18:30コメント(0) | 旅行 | 教育 

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