2018年05月13日
「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」
KLへの行きに機内で見たのが「チャーチル」で、帰りに見たのがThe Post(原題)。今年のアカデミー賞最有力候補と言われているだけあって、良かった

同作は、1971年、ベトナム戦争における不都合な真実が書かれたアメリカ国防総省の最高機密文書(ペンタゴン・ペーパーズ)が、メディアの報道によって明らかにされた事件を描いたものだが、脚本では、「ニューヨーク・タイムズ」に次いでこの文書を報じた「ワシントン・ポスト」の女性社主、キャサリン・グラハムにスポットが当てられていた。(Forbes Japan)
現在のWashington Postは一流紙としてNY Timesと肩を並べているが、この事件まではWashington DCの地方紙に過ぎなかった。女性社主のキャサリンは、新聞社のオーナー一家に生まれ、一度も働かないまま専業主婦になっていた。新聞社の社長に就いたのは、彼女の夫であった。
それが、突然、夫は自殺する。そのために急遽就任したのがオーナーであるキャサリンで、本人も取締役会も、お飾りだと思っていた。ところが、国防総省の最高機密文書を自社の記者が入手したことで思いがけず決断を迫れるのだ。
先に報道したNY Timesは既に国から報道を差し止めされている。同じ機密文書を報道すればWashington Postも罪に問われ、経営陣は逮捕されるかもしれない。それだけでなく、発行停止になって会社がつぶれてしまう可能性もある。編集長はジャーナリストとして記事にしたいのだが、あまりのリスクの大きさにキャサリンにオーナー判断を求める。
キャサリンは、最悪、潰れてもいいとの覚悟で記事にする。国から告訴され、裁判の結果は・・・無罪
アメリカの三権分立が「報道の自由」を守った。

アメリカの三権分立が「報道の自由」を守った。
