2018年03月17日
「片山君、日本のジョブズになれ」
2014年に元シャープ社長の片山幹雄氏が日本電産に入社したのには驚いた。シャープで天国と地獄両方であれだけの注目を浴びた大企業の元トップである。そんな人が顧問ならともかく、他の大企業に経営幹部として転職したというのは聞いたことがない。
「挫折を経験した人間こそ可能性がある」と考えた永守社長が直接口説いたそうだ。その時の口説き文句が、「スティーブ・ジョブズだって米アップルを一度追い出されて戻ってきたんだから、君も日本のジョブズになれ」だったそうだ。
「片山に『お前のような経歴の人間が生きる道は、3つしかない』と話した。1つ目は韓国のLG電子やサムスン電子のような外資に行ってガバッと金をもらって暮らすか。2つ目はソニーのトップだった出井(伸之)さんみたいに小さな会社をつくるか。3つ目は、創業者がオーナーの企業に行くか、この3つだ。『3つ目を選んだのだから、ここで一生懸命働け』と。『私は自分の子供にこの会社を継がせないんだから、次にトップになれるチャンスだろう』と。(片山は)ものすごいカミソリを持っているが、彼にないのはオノだ。『数年かかると思うが、驚くような姿でまた表舞台に出て来い』と常々話している。『次のトップになるかはわからないが、君の次のチャンスはここにある』。そう話している」
これまで一番多かったケースは�,世蹐Α�シャープ社長としてもらっていた以上の高給で頭の中身を全部吸い取られるまで何年かいられる。能力のある人に再び舞台を国内で与えられたことで、日本としてはプラスとマイナス、ダブルで助かったことになる。
第3章 教育と成長85:会社の仕事のすべてが教育Mプロ=管理職や一般社員が5人一組で交代しながら、資材や物品の購入先と交渉して、価格引き下げを図る。96:「挫折を経験した人間こそ可能性がある」元シャープ社長の片山幹雄を2014年秋に採用→CTO109:奇人変人の創業者「すぐ言い訳する、泣く、開き直る、逃げる、辞める」と続く人間を信用できない。

