2017年11月22日

ランチェスター戦略の成功事例



新版になって入れ替えられた事例から、興味を持った会社を紹介したい。

87:「短髪専門」松原理容所(高松)
高松といっても、市町村合併で高松市になった牟礼町で、周辺はたんぼと住宅が混じる田舎。この場所で80年以上続く昔からの床屋。技術コンテスト短髪部門四国一。短髪に絞った当初2年は売り上げが下がったが、3年目からは毎年増客し、四国一の床屋に。

115:過疎地の結婚式場で上場「アイ・ケイ・ケイ」(伊万里)
伊万里からスタートして地方都市ばかり全国展開。強い敵とは戦わない。2010年に株式上場し、現在東証一部。売上180億円、経常利益18億円。

190:母子家庭の親子営業で家事代行サービス
中高齢者(70歳前後)を対象。スタッフは全員がシングルマザーで、幼い子供を連れてお掃除に伺う。掃除のクオリティは低い。家庭の主婦ができるレベル。中高齢者にとって、ひ孫のような世代にあたる子供と定期的に会えるというのが売り。お掃除というより、お話し相手として受け入れられている。リピート率100%(亡くなるまで)。
営業もシングルマザーが子供を抱っこして、チラシをピンポン渡し。新聞折込やポスティングの1万枚に1件の成約確率から、50枚に一件の成約率に上がる。
バックエンド商品として、相続、葬儀、老人ホーム紹介など。提携の専門業者に紹介(手数料)。

最も興味を持ったのが最後の「家事代行サービス」。スタッフ全員がシングルマザーで、営業も仕事も幼い子供連れで行う。運営会社自体が、ダスキンなど老舗に対して「掃除のクオリティは低い」と公言しているのがすごい。

シングルマザーが子供を抱っこして飛び込み営業。幼子を抱いているお母さんを見て、ドアを開けてくれる確率は高い。飛び込み営業で「50枚に一件の成約率」というのはすごい。しかも、いったん契約すると「亡くなるまで解約なし」だという。中高齢者にとって、実の孫やひ孫の顔をめったに見れないところ、「孫の世代がひ孫のような世代を抱えて、定期的に訪問するというのが売り」なのだそうだ。

shikoku88 at 21:49コメント(0) |  | 仕事 

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