2017年08月22日
ネットは最小限、アナログ重視
東工大特命教授の傍らTVレギュラー番組を複数抱えるジャーナリストの池上彰氏と、ノンフィクション作家として驚異的なペースで出版を続ける佐藤優氏。情報の強者ともいえる二人が「最強の読み方」を公開した本。
二人の共通点は、「ネットは最小限、アナログ重視」であること。池上氏が新聞10紙を紙で読んでいるのに対し、佐藤氏は新聞や雑誌は主に電子版で読んでいるという違いはあるものの、伝統的なアナログメディアを重視していることには変わりない。
伝統的メディアはお金と時間をかけ、情報の重要性を判断し、裏付けを取るという「編集作業」をしているから、読者にとって情報取得の効率がいいのは当然。玉石混交の(無料)ネット情報から自分で的確に有用な情報を取り出せるのは自分の専門分野くらいだろう。苦手な分野が死角にならないように、新聞の役割はまだあると改めて思った。うちでも、教育効果を考え、15年ぶりに!新聞購読を再開した。
「おかしな情報に惑わされないためにミステリーを読む」というのもおもしろい。
4はじめに:佐藤氏の知的探求心に基づく行動は、まるで修行僧のようです。どんなに忙しくても、毎日かならず一定の読書時間を確保する。そうした知の棚卸をすることで、判断の間違いを防止することができます。5はじめに:知識は、生きるための武器であり、かつ「防具」(佐藤)あふれる情報の海に溺れることなく泳いでいくためには一定量の知識が必要。48:時間を有効活用するために、ストップウォッチは大活躍(佐藤)新聞、読書など時間を計りながら読む。154:ネットは非常に効率が悪いメディア。同じ時間なら、新聞や雑誌を読むほうが効率的。167:グーグル検索はじつは効率が悪い。ウィキペディアは、内容の信憑性にバラツキ。「東京都生まれが埼玉県生まれとなっていて、何度か自分で修正してもいつも埼玉県に戻される」(佐藤)「私もずっと、長野県立松本深志高校卒となっていた(実際は、都立大泉高校卒)」(池上)259:おかしな情報に惑わされないために「ミステリー」を読む

