2016年12月21日

オウムとヒトの音楽への異常な愛情



「ヒト以外の動物が踊る」ことが証明されたのは最近の事らしい。2007年にペットのオウムSnowballはインディアナ州の鳥の保護施設Bird Lovers Onlyに連れてこられた。その設立者のシュルツがBackstreet Boysの曲に合わせて踊るSnowballに驚きYoutubeに上げたのだ。これがタフツ大学の心理学者パテル博士の目に留まり本当に音楽に合わせて踊っているかどうかの研究が始まる。論文が発表されたのは2009年だ。

踊るオウムはSnwoballが初めてではなかったと思うが、Youtubeが結びつけた縁だと言えるだろう。これを機に、Youtubeに上がっている何千本という「踊るXXX」の調査が始まるが、客観的に「音楽に合わせて踊っている」と言えたのは、オウムが29本の他はアジアゾウだけだったという。

意外なことに、ヒト以外の類人猿は踊らない。なのにオウムは踊る。



146:パテルは「ヒト以外の動物が音楽の拍に同調することの実験的証明」と題した論文を『カレントバイオロジー』誌に発表した。(中略)それは初めて、われわれ以外の動物が、学部の音楽的リズムに動きを同調させること(人に特有だと考えられていた性質)を示したものだった。

151:最終的に、同調したダンスの徴候があるものはわずか33だった。そのうちオウムが29本を占め、あとの4本はアジアゾウだった。

152:本当の意味で音声模倣をする動物は比較的少ない。鳴禽類、オウム、ハチドリ、クジラ、イルカ、ネズミイルカ、セイウチ、アザラシ、アシカ、ゾウ、一部のコウモリ、そしてヒト(中略)ヒト以外の類人猿がないのは印象的だ。脳の構造がこの理論の裏付けになりそうだ。音声を模倣する鳥は大脳基底核が変容していることがわかっている。 


shikoku88 at 17:50│Comments(0)TrackBack(0) | 音楽

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