2016年11月24日

八千代座



第34回「地域づくり団体全国研修会」熊本大会の会場となったのは、熊本県の一番北部にある山鹿市。そこにある国指定重要文化財の「八千代座」。

明治43年(1910)年に竣工し、翌年開業。今年は開業105年ということになる。出来たのは明治の末だが、温泉町ということもあってだろう、造りは江戸時代の様式で、1階は升席。これは、琴平にある本物の江戸時代の芝居小屋「金丸座」と同じだ。回り舞台には独Krupp社のレールが使われ、これは明治らしい。

天井には色鮮やかな広告絵が描かれている。建設時に株主となった地元の「旦那衆」の商店だ。一株30円で出資者を集めた組合であったということ。大正から昭和初期にかけ、片岡千恵蔵や長谷川一夫も演じた一流の芝居小屋であったらしい。

昭和40年代に老朽化し、TVの普及で映画も廃れて使われなくなった(戦後映画館として使われていた)というのも金丸座とそっくり。昭和55年に八千代座組合が山鹿市に建物を寄付。市の主導で修復が始まったのは昭和62年という。

平成2年から毎年坂東玉三郎公演が行われている。 

shikoku88 at 15:58│Comments(0)TrackBack(0)旅行 | 史跡・公園

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