2016年11月07日

セトゲイ2016 私のWorst 3

猪子寿之





































現代アートは難しい、と言われる。しかし、見て、聞いて、感じとれないものを無理に認めなくてもいいではないか。「分からない」というと、しばしばこえび隊(ボランティア)に、「これを読んでください」と説明文を渡された。感じたうえで読むのならいいが、読まないと感じられないというのはおかしいだろう。その点、「反コンテクスト」のチームラボ猪子さんに共感する。

そこで、今回、「ナニコレ?」と思った作品Worst 3を発表したい。

セトゲイ2016 Worst 3 大竹伸朗「女根」(女木島)
島に生息していた大きな椰子が人工衛星のようにブイの上にそびえ立ち、その周りにはキッチュなタイルのモザイクやワニのオブジェ、船材などを配置。休校中の小学校と植物と作品とが一体となって響き合う。前回の芸術祭で登場し、会期を追うたびに作品要素が増殖していった。今回はさらに、校舎入口周辺に大竹テイストを拡張する。 

私には意味不明であった。それでいて今回最高の入場料510円。私はパスポートを持っていたので良かったが、一緒に行ったイタリア人芸術家は怒っていた。 

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