2016年10月21日
プシプシーナ珈琲

うどん県民は喫茶店好きでもある。うどんには10分以上、500円以上掛けないのに、昼休みにうどんを慌ててかきこんだ後、30分かけて優雅にお茶を飲む。瀬戸内海の穏やかな気候に恵まれ、天災も少ない。お茶の文化は江戸時代から盛んだったという。
というわけで、県内には、こだわりの喫茶店が数多くある。これまでもいくつか紹介してきたが、こちらは今週初めて行った「プシプシーナ珈琲」。珈琲豆の専門店で、焙煎所の一角でコーヒーも飲めるというスタイル。製麺所タイプうどん屋の喫茶店版だ。
プシプシーナとはムーミンの原作者トーベ・ヤンソンさんのお母さんが飼っていた黒猫の名前らしい。店は3年前に現在の場所に引っ越してきたのだが、最初の店を開店した時飼っていた猫がそっくりだったことから店名に付けたそうだ。
焙煎所なので珈琲がおいしいのはもちろんだが、店の魅力の一つが店や商品に描かれるデザインにあるのは間違いない。これが非常にしゃれているのだ。聞けば名古屋の美術大学を出ているので、オーナーの登尾紘子さんが自ら描いているのだそうだ。
商品に本物の価値があって、それを伝えるデザインとストーリーがある。なので、単なる宣伝ではなく、ブランド価値を高める取り上げられ方をする(例:ELLE)。マーケティング的にも大変理にかなっているのだ。