2016年07月27日
自転車に30分で乗れるようになる!
Independents Club東京で鮫島先生の後に「事業計画発表」されたのが、ビタミンiファクトリーの 渡辺社長。現在の主力製品は、練習用自転車「へんしんバイク」。
幼稚園の頃、自転車に乗れるまで、何度も転びながら1日中自転車と格闘した人も多いと思う。それが、たったの30分で半分の子供は乗れるようになるというのだからオドロキだ。
仕組はこう。まずは、自転車に中々乗れるようにならない原因分析だが、
・自転車特有の難しさ=バランスを取るのとペダルをこぐのを同時にしなければならない
・自転車が重くて大きい(乗れるようになってから小学校低学年までは使えるように大きめのサイズを買う親が多い)
にあるということ。これは、納得だ。
では、その要因を取り除けばいい。そこで、
・ペダルを取ってしまって、まずはバランスを取ることだけに集中する
・バランスを取れるようになったら(ここまで数十分)、ペダルを取り付けこぐのを練習するという二段階にする
・小学校に上がるまで数年乗れれば十分と考え、4-5歳児の体に合った大きさにし、重量も軽くする
というコンセプトで作ったのが「へんしんバイク」だという。結果はビデオの通り。
私の疑問は、「ペダルを取れば同じことではないか」というものであった。質問したところ、「多くの子供用自転車は重い」ということであった。大きめのサイズを買うこともあって15kg位あることも多いという。へんしんバイクは半分の7.5kgだ。
面白かったのは、内田・鮫島法律事務所による同社の「知財戦略」解説。まず、自転車に関する特許取得状況を調べると、
1.シマノ
2.ブリジストンサイクル
3.パナソニック
4.三洋電機
5.ヤマハ発動機
であった。「大手が活発に特許を出している市場に入るのは難しい」というのが基本である。
しかし、子供用自転車に絞ってみると、特許数は極端に減り、各社ともほとんど出してない状況であった。子供用自転車の市場は小さくて伸びてないので、各社とも力を入れてないのだ。
へんしんバイクの特許は二つ。革新性は、ペダル+クランク+フロントギヤ+チェーンが丸ごと外れ、また、それを簡単に取り付けられるようにした点にある。これは、子供用自転車に関して何年かぶりに出た特許であるらしい。