2016年07月16日
小学校の教科書で学ぶ政治の基礎知識
子どもたちがもっと小さかったとき、小学校や中学校の教科書をたまに見るととてもよくできている。昔も悪くなかったと思うが、今では全ページカラー化され、写真も豊富。一言でいえば、分かり易い。
著者は「小学校6年生の社会科の内容を消化すれば、ニュースのほとんどを理解できる」という。その通りだろう。断片的情報はマスコミやネットからどんどん入ってくるが、政治の構造が分かっていなければ、そこから有用な見通しを導き出すことは不可能だ。
問題は、日本国民全員が理解しているはずの義務教育内容が、中学レベルどころか小学校レベルでも習得されずに児童生徒が毎年自動的に「卒業」していっていることだろう。民間企業が継続的に不良品を出荷すれば、たちまち倒産してしまうが、潰れないのが学校のすごいところである。
文部科学省は毎年400億円余りを使って、小中学生約1000万人に教科書を無償配布している。一人当たり4000円ということになる。内容を考えると、国内で売られている中で最も安い本だろうと思う。

はじめに:*小学校6年生の社会科の内容を消化すれば、ニュースのほとんどを理解できるx断片的情報 + 構造 = 見通し日本は「学歴社会」にすらなっていない「入学歴社会」・早大政経3年生+慶応大学院生に歴史年号問題を解かせたところ、正解率5%!日本社会を覆う「反知性主義」・・・実証性と客観性を軽視もしくは無視202:官僚は「収奪する階級」共同体の関係の中で、奴隷を生かしておくことから国家は始まるそれが形を変えたのが税金税金の本質は官僚が食べていくため223:男子普通選挙に大杉栄などのアナーキストたちは反対した⇔制限選挙(納税している人に選挙権がある)*市民社会では、平等なところからスタートして競争→有産階級には能力があって、教養があって、責任感がある
