2016年05月23日
Hamina, Finland

フィンランドには18の「県」がある。今回ヘルシンキから北東へ150km、Kymenlaakso県を訪問した。Kymenlaakso県の人口は55千人というから日本では田舎町の規模。面積は7455km2あるから、香川県の4倍、熊本県ほどある。ロシア国境までは40kmでロシア人も多い。
県庁所在地はKotkaという隣町なのだが、要塞都市であるHaminaの方が有名。要塞跡で開かれるHamina Tatooといういわれるミリタリー音楽の祭典が毎年8月初めに開かれる。ヨーロッパ各地の軍楽隊に加えて、アメリカや中国、日本からも参加している(写真)。
産業的に重要なのはフィンランド最大の港である。ロシアに隣接しているため、ロシア貿易が多い。そのため、今回のEUによるロシア経済制裁で大打撃を受けている。EUに入ることは、「全体としてフィンランドにとっていいが、個別には別の事情も起こるのは仕方ない」というのが大半のフィンランド人の意見だった。ロシアを刺激しないため、EU加盟国であるが、NATOには参加していない。
ここには、世界で15か所、ヨーロッパには4か所しかないGoogleのデータセンターもある。寒冷地で、電気代も安いフィンランドはDC立地に最適なのだ。アジアにはシンガポールと台湾にあるから、もちろん、気候だけで選んでいるわけではないようだ。
トラックバックURL
この記事へのコメント
1. Posted by 児島 2016年05月23日 18:39
こんにちは。Kotkaの朝のミーティングでお会いした者です。早退しなければならず、お話しを伺えなかったのがとても残念でした!すみません。
フィンランドと日本の電気消費量の記事も読ませていただきました。日本が多いと思っていましたが、違うんですね。こちらは、冬になると、電気は朝から夜までつけなければいけないし、暖房にも結構使うからですかね。
フィンランドと日本の電気消費量の記事も読ませていただきました。日本が多いと思っていましたが、違うんですね。こちらは、冬になると、電気は朝から夜までつけなければいけないし、暖房にも結構使うからですかね。
2. Posted by 88 Partners 2016年05月29日 22:58
コメントありがとうございます!ご両親が宇和島の方ですね(笑)。
本文に書いた通り、エネルギーの安定供給とコストを優先した合理的判断だと思います。勿論、フィンランドと日本では地盤も違うので、日本で推進すべきかどうかは別の話です。
本文に書いた通り、エネルギーの安定供給とコストを優先した合理的判断だと思います。勿論、フィンランドと日本では地盤も違うので、日本で推進すべきかどうかは別の話です。