2016年05月28日

The Martian



今月パリ行きの機中で見た映画。火星に滞在して探査中のNASA宇宙飛行士メンバーが嵐に襲われミッションを中止して緊急脱出する。そのさなか、一人の飛行士が嵐で飛ばされたアンテナに直撃され連絡が取れなくなる。状況から死んだものと判断され、他のメンバーは地球への帰途に就いた。

腹にアンテナが刺さった飛行士は生きていた。基地に戻ったマークは自分で治療をする。食料は一月分しかなく、次の火星探索が来るのは4年後だ。

どうしたらいいのか マークはまず水と食料を確保することを考える。寒暖差の激しい火星には植物が育つのに必要な水も微生物も肥料もない。マークがどうやって水を作り、有機肥料を確保して、ジャガイモを育てるかは映画の見どころの一つ。

次に、マークが行うのは、何とか地球と通信して自分が生きていることを知らせること。ジャガイモだけで4年間は生き延びられない。幸い、火星を観察していたNASAも、探査車が動いていることに気づき、マークが生きていることを知った。どうやって地球と通信するかも見どころの一つ。

この映画が感動的なのは、マークの生き延びようとする意志と実行力、それを支える科学的な知識があること。教育の役割が人に「生きる力を与える」ことだとすると、これこそが本当の教育の力だと思わせる。アメリカ人とアメリカの高等教育の素晴らしい点が描かれた映画だった。因みに、マークはシカゴ大学で生物学を学んだことになっている。 

shikoku88 at 08:52│Comments(0)TrackBack(0)映画・TV | 教育

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