2016年05月31日
みんなを優先するのは、誰も優先しないのと同じ
面白いので、今回3回に分けようと思う。
「エッセンシャル思考」を実施するための第一歩は「選択」することだ。それは「優先順位」を付けることでもある。みんなを優先するのは、誰も優先しないのと同じことである。
日本でもよくあるのが、総花的で、どこにも間違いはないが、何も言っていないのと同じ「経営理念」。上場企業の例を調べてみようと思ったら、「面白法人」として有名なカヤックが既に調べていたので、そこから引用。
カヤック:つくる人を増やす
「つくることは自分を見つめること」「つくることは、誰かに与えること」「つくらない人を、つくる人にする」
日本M&Aセンター:戦後の日本経済を支えてきた中堅・中小企業の経営者の「後継者問題」を解決し、企業を「存続」させる為の友好的M&Aを推進する。
ルネサンス:わたしたちルネサンスは「生きがい創造企業」としてお客様に健康で快適なライフスタイルを提案します。
例に挙げて悪いが、日本M&Aセンターの経営理念が明確なのに対して、ルネサンスは具体性に欠ける。経営理念だって、憲法とおなじで、絶対に変えていけないものではないのだから、もっと具体的にして、5-10年で修正してもいい。
73:みんなを優先するのは、誰も優先しないのと同じ「顧客、従業員、株主の皆様をもっとも大切に考えます」いざというときに顧客と従業員のどちらを大事にするのか?cf. J&J 1982 Tylenol事件93:本を読む時間をつくるBill Gates 年に2回1週間の「考える週」一人きりで大量の本や記事を読み、最新の技術について学び、考える著者:毎朝20分正統派の古典読書160:具体的でリアルなステートメント×中途半端な理想主義「世界から飢餓を撲滅する」(5人の組織)○「ニューオリンズの下9地区に住む世帯のために、低価格で環境にやさしく、災害に強い家を150戸建設する」Brad Pitt
