2016年04月04日
創作和太鼓
こうした創作和太鼓の流れはいつから出来たのだろう?おそらくは日本でもっとも有名な鼓童の結成は1981年。その前の10年間は「佐渡の國 鬼太鼓座」として活動とある。1980年代からは海外公演を多数行っていて、これが海外で大評判となる。「世界で人気」となれば、国内でも見直される。今も昔も、日本は「世界」に弱い。

ただ、この創作和太鼓ブーム?が祭りでの太鼓の伝承に繋がっているかどうかは不明。うちの近所では、本来子供が担うはずの太鼓を引き続き手がなくて大人がやっているという話も聞く。
かつて、村祭りで太鼓がたたけるかどうかは元服式的意味合いを持っていたようで、うちの死んだ父など亡くなるまで(といっても若くして亡くなったが)、祭りで太鼓をたたけなかったことを最後まで根に持っていた。祖父が一升瓶を下げて部落の顔役のところに頼みに行ったのだが、その年は子供の数が多かったようで、養子の父は選考に漏れたらしい。
それが、私が子供の頃には世の中高度経済成長で浮かれていて、何でも新しいものが良くて、伝統的価値が下がっていた時代。「太鼓をやってみるか」と聞かれた記憶もないし、「やりたい」と申し出たこともなかった。祭りに遺恨を持っていた父が情報遮断したのかもしれない。

そうこうしているうちに子供の数は半減し、年に一度の祭は、TVとマンガとやがてはゲームとケータイに取って代わられた。
創作和太鼓ブームを背景に、祭りの復活もあるのだろうか?