2016年03月30日

カデシュの戦い



弓矢から水爆まで、兵器には全て物理学の原理が使われている。科学としての原理を知らなかった太古であっても、経験から物理原理を使っていたわけだ。

どの時代にも「驚異の兵器」はあったという。本書が最初に取り上げるのは、Chariot(チャリオット)。映画『ベン・ハー』で主役のチャールトン・ヘストンがチャリオット・レースを行うのは、この映画の最大の見せ場だ。

Chariotは2-3頭の馬を動力に使う古代の「戦闘馬車」で、圧倒的なスピードで移動できた。一人の御者と一人の射手が乗ったが、後に二人の射手が乗るようになったという。Chariotはそれまで歩兵しかなかった敵兵を大混乱に陥れた。

そのChariotが世界で最初に大規模に実戦投入されたのが紀元前1274年にエジプトとヒッタイトの間で起こった「カデシュの戦い」。現在のシリアで、正に、ISと政府軍が支配を争っている地域だ。3000年以上前から紛争の絶えない地域だと思うと、絶望的になる。

探検バクモン























16:カデシュの戦い
・最初に大規模にChariotが実戦投入された戦い
・現在のシリア
・BC1274
・エジプトvsヒッタイト
・投入されたChariotの数5000台以上
・エジプト軍 兵士35000人 Chariot2000台(2人乗り) 指揮官ラムセス二世(25歳)
・イッタイト軍 兵士27000人 Chariot3500台(3人乗り) 指揮官ムワタリ二世(ベテランの軍人)
・これ以降、Chariotが多くの軍隊に普及


shikoku88 at 12:37│Comments(0)TrackBack(0) | 史跡・公園

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