2016年03月06日

そして、讃岐うどんは白くなった

コウノトリ






















































最も近くにあるのに、最も足を運んでない母校が三豊市立麻小学校。大学や大学院のように、講演を頼まれるわけでもないし、表彰されたこともない。そんなわけで選挙の投票位でしか寄ったことがなかったのだが、先週、まちづくり推進隊の関係で、「交通安全見守り隊」の感謝の会に参加する機会があった。

私が通っていたころの木造校舎はすでになく、立派な3階建て鉄筋コンクリート校舎に生徒数は半分。団塊の世代でひしめいていたころに比べれば1/4。校舎が似ても似つかないものになると懐かしさからくる人の愛着心も薄れる。建て替えても、昔の意匠を残した丸亀高校早稲田大学三号館の判断は懸命だ。卒業生からの支援はおよそ学校と名の付くものにとって最重要ではないか。

さて、「感謝の会」では、毎日児童の登下校を見守っている「見守り隊」の大人と今月卒業する6年生で一緒にうどん作りをした。使った小麦粉は、6年生が育てた「さぬきの夢2000」。香川県農業試験場で開発されたうどん専用国産小麦だ。実は、讃岐うどんの真っ白な麺のほとんどはオーストラリア産の小麦で作られる。オーストラリアで讃岐うどん用に開発されたASWと呼ばれる品種だ。

私が小学生のころまでは、稲の裏作としてどのたんぼでも麦を作っていた。春は「さぬきの麦秋」と言われた。麦栽培は高度成長期に激減する。勤め先が増え、兼業農家となったので裏作までする必要がなくなったのと、輸出産業が稼いだ外貨で安い外国産小麦を買えるようになった。

そうして、讃岐うどんは白くなった。それまでの地粉を使った讃岐うどんは写真のように黄色みがかっていた。さぬきの夢を使ううどん屋も認定されているので、試してみてほしい。

shikoku88 at 11:14コメント(0)トラックバック(0) | 教育 | うどん 

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