2016年01月31日
男のやさしさ
まだまだ続く(笑)。
「若い男に『やさしさ』を求めるのはないものねだりだ」というのは至言。できる男ほど、若い時はうぬぼれているから、「少なくとも真の意味でのやさしさはない」と私も思う。
そんな男も、挫折を経験して他人の痛みがわかるようになり、更には子供などできると優しくなっていく。徳大寺さんも、下記のエッセーで、エルメス本店でスカーフだけを行列して買う日本人女性に「カッコ悪い」と苦言を呈した上で助言もしている。
「フランスで、どうしてもエルメスの商品を買いたいのなら、混んでいるパリの本店は避けて、カンヌかニースの店に行くといい。ガラ空きだから、王族の気分で買える」
こうしたアドバイスができるのは経験を積んだオヤジの特権だろう。尤も、今時、エルメスの店に行列するのは中国人観光客に取って代わられているだろうが。
『ビーイング』1992/5/21号160:よく若い女性が希望のボーイフレンドなり、恋人に望むこととして”やさしい人”というのを第一条件にする。しかし、これはこと若い男性にかぎっていえばないものねだりだと思う。若い男というのはたいてい、”自分の未来”を信じているものだ。こういう男にやさしさはないといっていいだろう。少なくとも真の意味でのやさしさはないと断言していいだろう。162:自分で決め、その結果は好むと好まざるとにかかわらず自分で責任を取る。こういう人生は気持ちがいいと心から思っている。『モーターエイジ』1988年3月号165:エルメスの本店で、日本人の若い女性たちが行列をつくって店員の顰蹙を買っていたというのだ。(中略)エルメスのスカーフを買う人間は、他のエルメス商品をすべて持っているような何十年物得意客で、服などを買ったときのちょっとしたアクセサリーとして添えて買っていくのである。スカーフだけをしかも行列をつくって買うことほどカッコ悪いものはない。
